クリント・イーストウッド兄貴が監督した新作、「チェンジリング」に行って参りました。
オイラにとって兄貴の新作は、「参拝」でございます。「詣で」でございます。
兄貴もかれこれ74歳。やばいっす。そろそろ。
でも、傑作でした。アメリカが本当に作らなきゃいけない映画を唯一作っているのが兄貴です。
ただ一人、「ハリウッド映画」を作り続けています。
兄貴の映画のスタッフは、ほとんど、20年、30年来のおなじみスタッフです。しかも、あの作品までは「セカンド」だった人が、この作品で「チーフ」になった・・という風に、スタッフの出世物語をクレジットロールで堪能できます。
個人的私見では、今回の「チェンジリング」、もし「ミリオンダラー・ベイビー」の年に作られていれば、この作品でアカデミー獲ったと思います。
思い起こせば、兄貴に弟子入りしたのが1976年。「アウトロー」の公開の時でしたね。以来、兄貴の映画には全てはせ参じ、「詣で」を繰り返して参りました。「ダーティーハリーなマッチョ役者」と罵られたり、「趣味で監督したがる成り上がり役者」と馬鹿にされても、オイラはついてまいりました。
ようやく「許されざる者」で評価されたことが、「遅すぎる!」と、夕日に叫んだのが昨日のことでようです。
兄貴がJAZZを聴くと知れば、JAZZを聞きあさるという風に、オイラは兄貴から全てを学んでおります。
監督としての術、役者の扱いとしての術、映像ノウハウ、音楽について・・。そしてポリシー。
あなたはワタクシの、唯一の師匠でございます。
合掌。
あ、まだ死んでねえよ。